納骨堂の利用を検討する前に、まずは納骨堂の定義について把握しておきましょう。法要の仕組みや永代供養についても知っておくと安心です。
そもそも納骨堂とは
納骨堂は、ご遺骨を納める施設のことです。骨壺に入れた状態で保管するため、納骨殿や霊廟と呼ばれることもあります。
日本の法律のひとつである「墓地、埋葬等に関する法律」には納骨堂に関する記載があり、そこには「他人の委託を受け、焼骨を収蔵するために納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」とあります。つまり納骨堂は、故人を埋葬する場として法律で認められているのです。
一般的なお墓は屋外にありますが、納骨堂は建物の中にあるのが特徴のひとつです。お寺の敷地内に作られていたり、アクセスに便利な場所に建てられていたりします。
大阪にある常光円満寺は、JRおよび阪急吹田駅から徒歩約5分の場所にあります。アクセス抜群なので、頻繁にお参りをしたいという方におすすめです。
⇒大阪の永代納骨堂 常光円満寺へのアクセス
納骨堂の種類〜主流はロッカー式 仏壇式も人気〜
納骨堂には、立ち並ぶ棚の中に骨壺を入れる「棚式」、棚に扉がついていて鍵をかけられる「ロッカー式」、個別のお仏壇が用意されている「仏壇式」、建物奥に納められた骨壺を機械で管理してお参りの際に呼び出す「自動搬送式」などの種類があります。
納骨堂が普及し始めた頃はシンプルなロッカー式が主流でしたが、近年はご遺族の負担を軽減する工夫が施された納骨堂が増えてきています。
大阪の常光円満寺にはロッカー式と仏壇式のほか、参拝ブースでカードをかざすと個別の厨子が運ばれてくるカード式があります。カード式納骨堂のブースでは、あらかじめ入れておいた故人の写真や動画を閲覧できるモニターもあります。お参りをするたびに、故人の姿や声に触れることができるのです。
永代供養について〜法要の負担が軽減される場合もある〜
永代供養は、ご家族の代わりにお寺や霊園が管理・定期的な法要を行うことをいいます。ただご遺骨をお預かりするのではなく、管理・法要を行うことで故人を弔うのです。多くの納骨堂で永代供養が行われています。
管理や日々の供養が欠かさず行われるため、お参りをする方・お墓の後を継ぐ方がいらっしゃらない場合も安心です。ご遺族の負担を軽減することにもつながります。
大阪にある常光円満寺の納骨堂では、すべて永代供養を行っております。ご遺族の負担を軽減するだけでなく、アクセスも便利でお参り度に行う掃除も必要ありません。また、室内でお参りができるため、天気の心配をすることなく、ゆっくりと故人との時間をお過ごしいただけます。エレベーターも完備しておりますので、車いすの方も安心してお越しください。
法要を行う場合、常光円満寺では、永代供養をされている故人様に限り、負担を抑えたお布施でご供養させていただきます。その他、ご質問がございましたらお気軽にお問合せください。
納骨堂はお墓以外のご遺骨を納める場の選択肢として普及してきています。管理・法要もセットになっていることが多く、ご遺族の負担が軽減されます。
また、セキュリティがしっかりしている建物や僧侶が常駐しているお寺の敷地内など、安心してご遺骨を任せることができるのが納骨堂の特徴です。大切な故人のため、お墓や霊園のほかに、納骨堂という形もぜひ選択肢に入れてご検討ください。
大阪の常光円満寺では、カード式納骨堂・仏壇式納骨堂・ロッカー式納骨堂をご用意しております。何霊でも納骨いただけますので、ご家族のお墓としてご利用いただくことも可能です。万が一お参りされる方や墓守をされる方がいなくなった場合でも、ご本尊様の下に設けている永代合祀納骨供養墓に納めさせていただき、手厚い供養をお約束いたします。