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 流産の種類 

e-妊娠より

■切迫流産

「流産」と付きますので、流産する事をさすのかと申しますと、切迫流産に限りそうではございません。

切迫流産の症状

おなかに張りや痛みがあり、出血が続くこともあります。子宮にトラブルはなく子宮頚管も閉じていて、胎児や心拍も確認できます。腹痛や出血の症状が大きいほど、流産する危険があります。


切迫流産の治療

安静が大切
医師に切迫流産と言われたら、何より安静が大切です。外出や運動、セックスは避け、生活最低限の行動までにとどめます。出血が続く場合や症状が重い場合は薬を出されたり、入院することもあります。

切迫流産の影響
出血や腹痛の症状が消えれば、その後の妊娠生活に影響はありません。また出産後の赤ちゃんへの影響もないとされています。


切迫流産の意味

昔は超音波検査が発達していなかったので、「流産が切迫している」と言う意味で使われていました。ですのでおなかの張りや腹痛、出血などの症状が出ると、とりあえず切迫流産と診断されたようです。

切迫流産の現在
超音波検査(経膣プローブ)で赤ちゃんの様子を確認できるようになってからは、切迫した状態ではなく、症状が合併した場合を切迫流産と呼んでいます。
胎のうに赤ちゃんが確認され心拍があることもわかっていれば、出血や腹痛があっても妊娠を継続できる可能性が高く、安静にしていれば問題ないことが多いようです。しかし母体側、赤ちゃん側に何らかの原因がある場合には、進行流産に移行してしまうことがあります。



■進行流産

今まさに流産が進行している状態を進行流産と言います。わずか数分のうちに赤ちゃんが外に流れていきます。進行が確定したら残念ながら止める術はありません。

進行流産の症状

規則的な強い腹痛と、大量の出血があります。胎のうは小さくなり変形します。子宮頚管が開いてしまって、心拍や胎児はまず確認できません。


進行流産の治療

進行が確定した後に、子宮内に残っている組織を取り除く手術(子宮内容除去術)をします。

進行している状態が完全流産に移行して、赤ちゃんや胎のうなどが完全に娩出されたときは手術の必要なありません。



■完全流産

胎児や組織が完全に子宮外に流れてしまうことを完全流産といいます

完全流産の症状の意味

強い下腹部の痛みと大量の出血をともなった進行流産後の状態。赤ちゃんと付属の組織はすべて、子宮からはがれてしまって血のかたまりとなって子宮外に流れてしまいます。
子宮はかたく小さくなり子宮頚管は閉じ始め、心拍や赤ちゃんはもちろん、胎のうも確認できません。


完全流産の治療

医師によって治療方法が少し違うようです。手術しないことも多く、薬だけを処方される場合もあります。また進行流産中でも、完全流産になるまで様子を見る事もあります。



■不全流産

胎児や組織が完全に子宮外に流れてしまう完全流産に対しいい、一部の組織が残されることを不全流産と言います。

不全流産の症状

陣痛のように強くなったり弱くなったりする痛みが続き、大量の出血があり子宮頚管は開いています。
胎のうが変形して、赤ちゃんや付属組織が血のかたまりとなって流れています。心拍や胎児は確認できません。


不全流産の治療

子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容除去術)が必要になります。放置しておくと感染症を起こす可能性があるので、掻爬(そうは)という子宮内の組織をかき出す治療を受けます。



■稽留流産

赤ちゃんが死んでしまっているのに、子宮の中にとどまっている状態を稽留流産(けいりゅうりゅうざん)と言います。

稽留流産の症状

進行流産と違って、出血や腹痛などの自覚症状がないのが稽留流産の特徴です。胎のうの大きさは正常、もしくは少し小さめで、子宮頚管は普通は閉じています。
赤ちゃんは死んでしまっているのに、その付属物の絨毛や胎のうが少しの間は成長することがあります。そのため病院でも、経過を慎重に診ていくことになります。

稽留流産の兆候
胎児(胎芽)が現れる時期に(妊娠6〜7週)になっても「胎児が確認できない」、あるいは「胎児は確認できたが心拍が確認できない」、「1度は確認できた心拍がその後止まってしまった」などがあります。

稽留流産の放置
放置していると必ず進行流産に移行します。強い腹痛と大量の出血をともない、危険な状態に陥る場合もあります。


稽留流産の治療

不全流産と同じように稽留流産が確定したら、子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容除去術)が必要になります。

稽留流産の手術
子宮頚管が開いていない場合、入院が必要になる事が多いでしょう。局部麻酔や全身麻酔を状況によって使い分けるようです。手術自体は短時間(10分程度)で済むようです。(病院によって多少違います)








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